ネパール国ソロ・ク−ンブ州ダクチュウ村学校建設支援プロジェクト2002
東海スクールネット研究会
(郵政事業庁国際ボランティア貯金援助事業)

1.援助事業名

子供のための教育者の育成、水道施設の整備


2.事業の進捗状況

実施計画上の進捗予定
中間報告時点の進捗状況
7月 水道施設の発注を行う。カトマンズ内の現地協力団体が行う。

8月 日本から教員などが数名訪問する。
7月 カトマンズ現地協力団体が水道施設の設置を完了する。

8月 日本から東海スクールネット研究会所属の教員他17名で現地を訪問して、水道施設の設置を確認する。また、現地の学校内で教育方針・教育環境について意見交換を現地スタッフと行う。



3.スタッフ等の派遣状況

氏名
専門技能等
派遣時期
栗本 直人教 員2002年8月25日〜9月1日
丹波 信夫教 員2002年8月25日〜9月1日
丹羽 敦教 員2002年8月25日〜9月1日
山口 正子教 員2002年8月25日〜9月1日
浜田 玉枝教 員2002年8月25日〜9月1日
竹内 芳子教 員2002年8月25日〜9月1日
木村 育代教 員2002年8月25日〜9月1日
山田真理子教 員2002年8月25日〜9月1日
西川 景子教 員2002年8月25日〜9月1日

 他、学生9名参加


4.今後の活動(予定も)
 以下の本年度の事業分は完了いたしました。
  •  ダクチュウ村とその学校に水道施設を設置した。
  •  ダクチュウ村の学校環境整備のため、教育資材の支援を行った。
  •  ダクチュウ村の学校の現地教員と教育方針・教育環境について意見交換を行った。
  •  ダクチュウ村への来年度の支援は、学校の小体育館(雨天時の体育)及び村の集会所としての建物の建設と少し下流の村からの送電線による電気設置(変圧器)の設置という方針であることを村の村長さん及び校長先生と相談した。
  •  また、ネパール政府から教員の給与が支給されることが決定された。


5.現地の人々の反響・意見

 2001年に続き、3度目の訪問で、現地の反響は大きい。水道施設の設置、教育資材の支援など、現地の方々からたいへん感謝されている。また、学校がネパール政府から認められ本年度から教員の給与が支給されることになり、村の自立も着々と進んでいる。来年度は、学校施設の充実として、体育館(雨天時の体育)兼、村の集会所としての新しい建物の建設を支援する方向で検討している。なお、次の写真は、その様子である。


<ダクチュウ村に設置された水道施設>
 4000mの高地から引いてきた水を貯めておくタンクを設置した。現地の材料の石にコンクリートと木材を使って建設した。指指さしているのが、そのホースの蛇口である。

右上が 村長さん、その隣が 学校の世話役、その隣が 学校の先生


<水道施設用の資材をヘリコプターで運搬した時の様子です。>




<できあがった水道施設のタンクです。>




<同じく、タンクの中の様子です。>




<ダクチュウ村の学校に看板ができました。>




<学校にできた水道の蛇口です。>




<学校のトイレについた水道です。>




<現地の世話役のお家で訪問団一行が食事を取っている様子です。>




<村長さんからの感謝の挨拶をいただいている様子です。>




<現地の女性達の歓迎の踊り(シェルパダンス)の様子です。>




<学校のスタッフ・子供達の集合写真>




<現地学校への教育教材贈呈式の様子です。>




<同じく、贈呈式の様子です。>




<小学校でのいつもの授業の様子です。>




<支援物資として現地に持ち込んだ鍵盤ハーモニカの指導を行いました。>




<日本語のひらがなを紹介した交流授業の様子です。>




<ダクチュウの小学生たちです。>



 なお、この支援事業をもとに、東海スクールネット研究会小学校部会では、ネパールストリートチルドレンに関する学習交流を実践しました。




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